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Vol.98 LCDディスプレー

マスクの話が妙に長くなりましたが〜
リスナーの皆様はいかがおすごしでしょうか?

今回はいまさらながら、LCDディスプレーを導入したスノーの苦労話から

広〜いデスクトップではマウスポインタの走行距離がずいぶんと長くなりました。

プロファイルの作成の話は、「続き」をクリックしてください


その1
まず、比較対象として以前のCRTディスプレー  SONY CPD G220の i oneの測定結果から

RGBの輝度のグラフがとても直線的です、このモニターはハード側でのRGBゲイン調整が効かない
ので、白の色温度を調整する方法を使っています。
しかし、色域が狭い(汗)
ただ、モニターの輝度がかなり不足しているのは、どうにも直し様がありませんでした。
その分、部屋を暗くして使っていた訳です。

その2
そして、EIZO S2242W のCustomモードでの測定結果

カスタムモードではハード側でRGBゲインをそれぞれ調整が出来ます、i oneではこの方法を推奨して
いるのですが、どうもRの輝度がハイライト側でS字を描いてしまいます。
こうなると、グレーのグラデーションに色のムラ(部分的にRに転んだり、C(シアン)に転んだり)
します。

また、i oneが推奨する画面の輝度に近付けるには、明るさ調整をかなり低く設定する必要があるのです。

プロファイル制作途中の輝度調整

明るさを調整中

その3
結局、この方法ではグレーのグラデーションがきれいに出ないので、ひとまずあきらめて、
sRGBプリセットモードでプロファイルを作ってみました。

RGBの輝度のグラフがほぼ直線となり、グレーのグラデーションもまぁまぁきれいです。
でもCRTの時の方がグレーのグラデーションは素直だった様な気がします。
ただ、このモードでは輝度調整が出来ないので、そのままではとんでもない明るさになって、目がくらみそうに(汗)


結局入射式の露出計でEV値を計って明るさを調整しました。

プロファイル作製、その2の時のEV値を参考に明るさを調整しています。
CRTの時より、約1EV(1絞り)明るくなりました。

測定画面はPhotoshopで作成した、RGBがそれぞれ127のニュートラル?グレー

文字入力や事務作業の時は、明るすぎて目がいたくなるので、プリセットモードのTextモードを
使います。

まだまだ、LCDディスプレーとi oneの使いこなしには時間がかかりそうですね〜

SNOW

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2009年06月06日 12:45に投稿されたエントリーのページです。

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