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Vol.88 にっぽん丸小笠原スプリングクルーズ 前編

今年は三回目となりました、某生涯学習講座のスクーリングで「にっぽん丸 小笠原スプリングクルー
ズ」に乗船して来たスノーです。

昨年のブログはこちら http://p-scramble.jp/snow/2008/04/

そして、更に一昨年前(はじめてのクルーズ)時のブログ
http://p-scramble.jp/snow/2007/04/

三回目ともなれば、少しは余裕が、、と期待していたのですが、出発の週には小浜の「撮影の旅」にも
講師として同行したため、時間的には、激しくタイトな出発となりました。
(しかも、税金の確定申告まであったりして、、、汗)

疲労か薬の濫用?か、ただ「天然ぼけ」なのか、経過時間の感覚がどうにも掴めず、集合時間の一時間
以上前に大桟橋に着いてしまいました。(それなのに、気分は遅刻した様な不安でいっぱい)

3回目にして、初めて大桟橋の屋上のデッキに登ってみました。

晴れていたらきっと船体が映えると思うのですが、、
煙突の前の部分が船の7階、「リドテラス」と言う場所で、プールや小さなジムがあるところです。
過去二回の航海では往路の講義をここで行いました。
最上階なのでかなり揺れます〜

乗船

客室係の方にパソコンが入ったカメラバッグを持ってもらってます、すごく不安なんですけど〜(汗)


乗船客を出迎えるために整列している、客室係の皆さん。
この方たちのおかげで快適な船の旅が出来るのです(感謝)ピースサインは世界共通なんですね!

出航は19時、もう出航だと言うのに、船の後ろのデッキから風車なんか撮影しているsnow(笑)

19:15 EOS 40D 28-70 f2.8 L (68mm) ISO1250 1/8sec f4.0 マニュアル露出 

前後しますが、船上(4Fプロムナードデッキ)からの夜景は絶品です!船旅の気分は充分味わえます〜(下船したくなります〜爆)

夜の出港はとてもドラマチックです、船の「動き」を写真で表現したかったのですが、

撮影しながら、スライドショーのカット割りを考えてます、「美しき青きドナウ」の鼻歌を歌いながら
撮影〜〜、と言いたい所ですが、実は。。。

さっそく夕食(食事は前半、後半に別れています、後半組なので出港時にゆっくり撮影ができました)
悩ましいダイニングの照明、蛍光灯+タングステンのスポット、朝や昼は場所によって太陽光が差し込み、ホワイトバランスはぐちゃぐちゃに、、席に着くなり天井を見上げるsnowに同行の人は、
「大丈夫かしら?」と心配したとか、しないとか!?(笑)

ホワイトバランスはAUTOで、やや暖色気味か? とても重宝しているPowershotA610で撮影
(レンズが全域マクロで無いのが残念〜)

さっぱりした和食、のはずなのに、食べ過ぎで早速、胃薬を飲む事に(泣)

大浴場が航行中もオープンしている事に初めて気づいたsnowです、何しろ最初の航海では海が荒れて
使えなかったものですから、、停泊中しか使った事がなかったのです(苦笑)

風呂から上がったのに何故か「インフォーマル」なsnow これから船首5Fにある「ネプチューン
バー」に繰り出すのですっ!!(お酒、飲まないのにど〜するんでしょう〜)

窓の外は船首、双眼鏡で水平線を眺めると遠くに船の灯りや伊豆諸島の島の灯りが、、
居心地の良い場所だと思うのですが、なんだか場違いな存在のsnow(汗)


女性のバーテンダーさんに「すっきりするの下さい〜」と注文して特別に作っていただいた、ノンアル
コールのカクテル。
パッションフルーツとビネガーのとてもおいしい飲み物でした。(600円)

船首6Fにある「ネプチューンバー」店内と、4Fのデッキから見上げたブリッジ(真っ暗な窓)、その
下の明るい所がバー

一杯?飲んでもまだまだ撮影を続けるsnow、船と平行して飛び続けるカモメさんたちを、、
長時間露光とストロボで撮影。

翌日、天候はまずまず、しかし絹層雲が広がり、強風の予感が、、

朝食後、さっそく避難訓練、昨年までは「アトラクション」の要素が見受けられたのですが、
今年は本番の様な緊張感が!? ちゃんと部屋ごとの点呼もありました!


救命胴衣に付いている「非常灯」 使い方も細かく説明がありました。


プロムナードデッキはオレンジ一色に、この救命胴衣、とても暖かく(暑い)なります。


航海中はブリッジが一般公開されています、波の予報、ちゃんと見ておけば、、この時すでに運命が、、

航海士さんは絵になります! しかし明暗差が激しいブリッジでは露出がすごく難しい〜


羅針盤と船首 ここからの眺めが船室のTVに放送されています。


海図テーブル DOZYにも登場しました。

この日は「デジカメ講座」をシアターで講義。残念ですが自分の講義の時の写真はありません〜
(生涯学習講座の自然観察講座、満員で階段にも座ってます!)

その日の講義内容のスライドショーを作っている所、(泥縄〜)
「窓」の無い船室に嫌気がさして5Fのライブラリーに避難してます。
あぁ〜〜のんびり本でも読みたいよぉ〜〜 船旅したい〜〜!(してるってば)

応接室の様なライブラリー


無事、講義も終わって、ほっとして部屋に帰ったら、、、

船長主催の「ウェルカム パーティー」 照明、音響ともに本格的な3F「ドルフィンホール」 
「裏方」の仕事に撮影の興味が行きますね。

ダイニングの照明にやられました オートホワイトバランス EOS5D 50mmコンパクトマクロ

photoshopでレタッチ

シャドー側のY-G味がまだ直し切れていない様にも感じますが。(M足し過ぎか?)

さて、実はパーティーからディナーの頃、船は強風の海域に入り、非常に揺れ始めていたのです。
翌朝は父島、二見港に入港の予定、雲行きが心配で夜も眠れず(笑)デッキで撮影、満月に近いので
淡く水平線が写ります。
翌朝5:22 船首にあるテラスにいって窓のシェードから見た雲行きは、かなり怪しく、、
島影も見えません。
はたして、「にっぽん丸」はどうなるのでしょう? 

暗雲垂れ込める父島、風速20mを超える暴風、4mをこえる高波!そしてクジラがっ!!
どうなるsnow (笑)

後半へ続く!!

参考までに にっぽん丸の公式ホームページはこちら
http://www.mopas.co.jp/
 


コメント (2)

たつみ:

バッグを持ってもらうのって、やっぱりいやですよね。
それにしても、お仕事がカメラマンというのはかわいそう・・・。私なんか、趣味ですから、カメラ担いでたってお休みはお休み、船旅は船旅ですもんね。ご苦労様でした。
後半楽しみにしてます。

snow:

たつみさん
どうもありがとうございます!
趣味を仕事に、仕事が趣味に、なので仕方が無いのですが、家族からは「贅沢で楽しい船旅」としか思われ無いのがちょっと〜〜(涙)

楽しんでますけどね(笑)

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2009年03月28日 08:30に投稿されたエントリーのページです。

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