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Vol.145 リバーサルフィルム(これが切り現テストだっ!)

リスナーのみなさんこんにちは!
今回は、いまさらですが、「カラーリバーサルフィルム」について語って見ました。
「切り現テスト」を探して、昔のポジのファイルを引っ張りだしたんですが、いろいろ懐かしい
写真も出て来て、見入ってしまいました〜(笑)

これが切り現テストで現像したもの。

1.2.3のシールは番記(ばんき)です。複数のロール(パトローネ)を一度に現像する時には
必ず、番記が必要です〜
これが無いと、テストしたロールに増減感の指示を出すときに、どのロールがそれなのか?
判らなくなりますからね〜(しかし時々、この番号があやふやになる時があるんだな、恐ろしい
事に)

この現像の仕上がりを見て、残ったフィルムの増感、減感、あるいはそのまま、という指示
を出す訳です。
商品撮影などはテスト現像するよりも段階露光で済ませてしまいますが、人物のカットでは
すべてのコマが同じ表情で写る事が無いので、この方法で1ロールあるいは追加の同じカットの
ロールの濃度をコントロールする訳です。

ポジフィルムはその特性上、「増感」はかなり自由度がありますが「減感」はあまり自由度が
ありません、撮影時には少しだけアンダー目に撮影して、増感現像でちょうど良くする、って
いうのが常套手段でした。

最小の切り現コマ数は3.5コマ、ですから1コマは確実にムダ?になります。

フィルムを保管してあるファイルを引っ張りだしていたら、懐かしい写真が。
フィルムはRVP 富士フィルムの「ベルビア」確かになんとなく彩度が落ちた様な??
10年前の「あーちゃん」

こちらは2005年撮影
もちろん、デジタル一眼でも撮影していたのですが、15mmのフィッシュアイレンズは
FDレンズしか持っていないので、ポジになりました。
硬式飛行船の「ツェペリンNT」桶川の本田エアポートです。

それではまた〜!
スノー

コメント (6)

今回は匿名希望で(兵庫在住・笑):

あぁ、なつかしい・・・チェックテープ。
切現もそうでないのも、クリップ外すのは大変だったなぁ・・・
ドライヤーで乾かす、という行為は、髪の毛ではなく、それで覚えたような気がします(笑)
今でも腕の外側、普通はあまりつかないところに筋肉ついてるよ、とか言われるもんなぁ・・・

snow:

to:匿名さん
どうも、ありがとうございます〜 
このスリーブも懐かしい〜(笑)
スノー

ぐっち:

15mm〜

最近この言葉に過剰反応!?

ポジフィルムは

失敗がはっきりしていて

びっくりしますな〜

現像から帰ってくると

わ〜まっくらだ〜

とかありますな

と言うか

ワタクシそう言えば

ネガで撮ったことありませんでした

カレーにラッシー:

鮮やかすぎるフィルムを使うと皆が不満が残るので、自然な色のフィルムを使う。という話しが印象的でした。

デジタルも印刷では表現出来ない色で撮れてしまうので、皆が「ディスプレイではこんなに綺麗なのに印刷では…」となってしまいがちです。

それにしても、たまに機会があって人のポジを見るときがあるのですが、吸い込まれるような不思議な魅力を感じてしまいます。ポジでは撮った事がないのですが、一度チャレンジしてみたいものです。

snow:

to:ぐっちさん
15mm〜 そうです!ぐっちさんのために、画像上げました(笑)
ネガで撮影した事が無いとはっ!強者ですね〜
スノー

snow:

to:カレーにラッシーさん
いつもありがとうございます!
そうなんですよ!ディスプレイの発色って、発光ですから、透過原稿のポジフィルムとほぼ同じ現象が発生するんですね。
ポジを体験するんでしたら、現像施設が無くなる前にお早めに〜

スノー

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2010年05月16日 23:55に投稿されたエントリーのページです。

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