« ハンスケ年賀状 | メイン | フォトスクランブル42回 現像ライブ後半 »

フォトスクランブル40回 現像ライブ

ブログの更新をさぼっていたので、操作の仕方を忘れています(苦笑)

さて、今回は現像しながら、喋るというかなり難しい事をやっております。
とは、言うものの、フィルムをリールに巻く所や、現像の用意をする所、液を作る所などがありません。
現像途中で録音をするのを思いついたものですから、、

写真も録音に使っているXactiで撮影しているので、大変画質がチープですが、どうか我慢してお付き
合いください。

これは、現像処理が終わった現像液です、やや黄色味を帯びた色が濃くなります。

現像〜停止〜定着と処理は進みますが、常に処理液の温度を一定に保つ必要があるので、大きめの
たらいで湯煎をしながら作業をします。

定着液を排出したあと、予備水洗を行っている所です。30℃程度のぬるま湯でだいたい1分撹拌しながら水洗をします。

予備水洗後、水洗促進剤で処理をします。これは定着液の成分を分解する薬品です。
青い色が特徴です、反復使用しますが、だんだんと使って行くうちに色あせてきます。

水洗促進剤での処理後、本水洗(約5分程度)、その後Agガードという画像安定剤で処理をします。
Agガードには界面活性剤成分が含まれるので、このようにやや泡立っています。

フィルムを吊って乾燥させる所です。
黄色いスポンジが、「セルローススポンジ」と言って、写真用のものです、ビーカーに泡立っている
液体は「ドライウエル」水滴防止剤です。
フィルムを吊るす時の重りは、洗濯バサミに乾電池を付けたものです。

フィルムを吊るしている所です。

ネコの画像をチェックしている所です、不用意にフィルムに近づかない方が良いのですが、、

あとは、静かに乾燥を待つだけ。
ですが、実は冬場で非常に空気が乾燥している時など、フィルムのエマルジョン面が乾燥しすぎて
フィルムがスルメイカみたいにクルクルとカールしてしまう事もあります。
適度な湿気も必要な場合もあります。

では、また次回に!

コメント (2)

よくぞ作業中に撮影・録音できますね。さすがプロ。なれたものと感心しています。
最近自分は会社帰りの暗いところばかりで撮ってますので、しばらくやっていないフィルムでは感覚がつかめなくなってきました。
ちょっとフィルム消化にがんばってみます。
※会社の来賓コーナーへの写真展示が決まりました。がんばります。(デジタル四つ切ワイドですが)

いつもどうも!
モノクロの現像は多少ラフでもOKなので、そんなに難しくないですよ。
でも、時間には注意しなければ。

写真展示がんばってください!

コメントを投稿

About

2008年01月24日 23:26に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「ハンスケ年賀状」です。

次の投稿は「フォトスクランブル42回 現像ライブ後半」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。