思い入れが強すぎて少しつんのめっているスノーです(笑)
最後まで我慢して聞いて頂いたリスナーと番組パーソナリティの皆様、大変ありがとうございました!
さて、主人公の一人、誠人くんが使っているカメラが言わずと知れたキヤノンF-1、劇中で使われている
レンズはこれじゃないか?と思われます。
この、35-105mmのnewFDレンズ、非常にフォーカスの山が掴みにくいのが「特徴」ですが、誠人くんは映画の冒頭シーンで見事に「静流」(しずる)ちゃんの姿を(絞りを開けて?)撮影しています!
スノーには出来ない技です(笑)
(シャッターボタンを押す時の力の入り方にご注目ください)
実は初期型と後期型があるらしいのですが、外観に違いが無いのではないかと思われます。
で、スノーが使っているのは多分、初期型(巻き上げ角度が大きいらしい)
つづく〜 続きを見てねっ!
マニュアルフォーカスのレンズですから(当たり前ですけど)2リング方式のズームレンズです。
ズームしてもレンズの全長が変わりません、そう言う意味では比較的新しい設計だったのでは?
とも思います。「インナーフォーカス」では無いのですが、距離ヘリコイドの回転角度は小さくて
レンズの伸長も少ない設計になっています。
最短撮影距離は1.5mから、マクロ機構も付いていますがワイド端のマクロなので、今ひとつですね〜。
劇中では、誠人くんが「フォーカスリングを調整してから、ズームリングをぐいっと回してシャッターを切る」と言う、荒技を見せてくれます!
こちらはヒロイン「静流」ちゃんが持っていたキヤノンAE-1ではなく〜
残念ながらスノーのA-1です〜レンズとレンズキャップ(これ大切)は劇中で使われたものと同じ!
劇中で静流ちゃんのフォーカス操作が手のひらを被写体側に向けていて、「素人っぽい」演技に
注目〜!
このカメラ、高校生の時に買ったもので、レンズもその当時一緒に買ったFD 50mm F1.8 SC(SCはスペクトラコーティング、当時は単層のコーティングでした、高いレンズはSSCと言うマルチコーティングレンズだったのですよ!)
AE-1には無いのですが、A-1にはAEロックボタンがマウント左側にあります、小さくて押しにくいの
で、エポキシ樹脂でボタンを盛り上げて使ってました。
また、電池室のカバーに切れ目を入れて、そこに外部電源(自作)から電源を供給させたり、、と
改造マシンでした。(汗)
暗室のフィルム現像シーンで登場する、Kingの片溝リール、初心者には使いやすいと思いますが
上下(溝のある方と無い方)で濃度に差が出るのが困りもの〜(これじゃ使えませんがな)
暗室のシーンでは小物の扱いにも注目! スノーも使っている木の洗濯バサミ(笑)
全編に写真に対する「愛」が溢れた映画でした〜!(笑)
(ストーリーの事はよく判りませんが、あまり台詞を聞いていないので)
マニア?になった方にはぜひオススメ!
こんなメイキング映像の番組?があったんですね〜、玉木宏さん、宮崎あおいさんお二人とも
「写真が趣味」だったとは〜!?
と、言う事はラスト、個展の場面で使われた誠人くんがモデルのスナップショットの撮影者は
静流ちゃん?
http://www.youtube.com/watch?v=EKXVOQrYP-g