« 2007年12月 | メイン | 2008年02月 »
ブログの更新をさぼっていたので、操作の仕方を忘れています(苦笑)
さて、今回は現像しながら、喋るというかなり難しい事をやっております。
とは、言うものの、フィルムをリールに巻く所や、現像の用意をする所、液を作る所などがありません。
現像途中で録音をするのを思いついたものですから、、
写真も録音に使っているXactiで撮影しているので、大変画質がチープですが、どうか我慢してお付き
合いください。
これは、現像処理が終わった現像液です、やや黄色味を帯びた色が濃くなります。
現像〜停止〜定着と処理は進みますが、常に処理液の温度を一定に保つ必要があるので、大きめの
たらいで湯煎をしながら作業をします。
定着液を排出したあと、予備水洗を行っている所です。30℃程度のぬるま湯でだいたい1分撹拌しながら水洗をします。
予備水洗後、水洗促進剤で処理をします。これは定着液の成分を分解する薬品です。
青い色が特徴です、反復使用しますが、だんだんと使って行くうちに色あせてきます。
水洗促進剤での処理後、本水洗(約5分程度)、その後Agガードという画像安定剤で処理をします。
Agガードには界面活性剤成分が含まれるので、このようにやや泡立っています。
フィルムを吊って乾燥させる所です。
黄色いスポンジが、「セルローススポンジ」と言って、写真用のものです、ビーカーに泡立っている
液体は「ドライウエル」水滴防止剤です。
フィルムを吊るす時の重りは、洗濯バサミに乾電池を付けたものです。
ネコの画像をチェックしている所です、不用意にフィルムに近づかない方が良いのですが、、
あとは、静かに乾燥を待つだけ。
ですが、実は冬場で非常に空気が乾燥している時など、フィルムのエマルジョン面が乾燥しすぎて
フィルムがスルメイカみたいにクルクルとカールしてしまう事もあります。
適度な湿気も必要な場合もあります。
では、また次回に!