フォトスクランブル SP005 暗室Live 前編
今回はsnowの暗室を大公開しちゃいます!(と言うほどの物はありませんが、、)
若い!(笑)部屋がキレイ!(爆笑) 実は1998年撮影なんですね、ほぼ10年前!!
では、気を取り直して、、暗室ライブの説明に入らせていただきます。
最初に部屋を片付けたり、バット(薬液をいれる容器)をならべたり、引き延ばし機や周辺機器のセットに追われています。
これが、バット 反時計回りに、現像、停止、定着、そして暗室からプリントした印画紙を風呂場(水洗のため)に運ぶバットです。
これが、引き延ばし機の心臓部、「ヘッド」とも言います。
もっと全体を見せた写真があれば判りやすいのですが、、あまりに雑然とした部屋なので、全景がみせられません、すみません!!
ネガキャリアーに、ネガを挟む前の状態。
ネガのベースが茶色い色ですが、これでもモノクロフィルムです。
コダックの BW400CNというカラー現像処理をするモノクロフィルムを使いました。
四角い穴を「アパチュアー」つまり「窓」と言うのです。
ライトボックスの上で作業をすると、画像が判りやすいので便利ですね。
引き延ばし機の台盤(で良かったかな?)上にはイーゼルマスクが乗ります。
様々な小道具たちを紹介します。
黒い箱が引き延ばしタイマーです。長年使っていたのが壊れてしまったので、最近買いましたが、
結構な値段になっていました。(でも無くなってしまうよりはマシ?)
マルチコントラストフィルターは、こんな色の光です。
モノクロなのに、色付きの光で露光するの?と不思議に思えますが、詳しくはコセキさんにでも聞いてください〜!
ピントルーペでイーゼルマスク上に投影された画像を見ると、この様に拡大されて見えます。
これはsnowの着ているTシャツの柄なんですね。
物体の輪郭がはっきり見え、フィルムの粒子がきっちりと見える様に調整します。
それでは、次週、後半をお楽しみに〜
snow