バス停近くのガードレースにかけられた小さな帽子。
風が強い日だったので飛ばされたのか、バスに乗るため走って落としたのか…
ここにかけたのはどんな人だろう?
同じ年頃のお孫さんを持つおばあさん?
傾きかけた陽のひかりに照らされて、小さな持ち主の迎えを待っているようでした。
柵に挟まれたボール。
しっかり押し込められたようにも見える。
半分にコケがついていて、しばらく川につかっていたのが伺える。
この整備された河川敷でキャッチボールをして落としたのか、もう少し上流で落とされ流れついたものなのか。
あるいは、流れついたのもを拾ってここで遊ばれたものなのか…
自動販売機の横に貼り付けられたカギ。
落とし物を店主が貼り付けたのだろうか?
目立つ正面でなく側面に張っているは、カギだから?
他人の所有物ということで他のものでも側面に貼り付けただろうか?
車道の進行方向からすると反対側にあたる側面、考えた末の場所のようにも思える。
でも、貼り付けられた方向から歩いてきたらよく目立つんだよな…
港に面した公園の柵に取り付けられた南京錠。
これも一種の都市伝説か。
こういうものを見つけると、最初の1個が気になる。
というより、はじめに付けた人たち(このカギの場合はおそらく複数形が正解だと思う)の事が気になる。
まったく意図しないカギがはじまりで、いつのまにか恋愛のおまじないと化けていりすのかもしれないとか。
いずれにしても二人をつなぎ止めるモノとしてのシンボルでカギっていかがなもんだろう…
随分前からガードレールにかけられた子供用のちゃんちゃんこ。
はじめて見かけたときにも撮ったいたが、久しぶりに雨が降りはじめて出かけたらビニール袋が被されていた。
目立つところではあるものの、わざわざビニールをかぶせて行く人がいるとは思わなかった。
まだまだ捨てたモノでもないかなと考えながら、そこに思いが至らなかった自分を恥じる。
置き忘れられた靴。
車の土足厳禁がはやった頃にはよく見かけたが、ここから車に乗り込むとは考えにくい。
それ自体目立つ汚れなどないところから置かれてからさほど時間が経過しているようには見えない。
隣のビルには通りに面した店舗があるが、シャッターが閉められていて店員の様子などから計ることができない。
きっちりと並べられているところから、ここで靴を脱いだのではないと考えるのが順当だろうが…
河川敷にある野球グランドわきにできた水たまりに半分使ったスニーカー。
試合に勝ってチームメイトと盛り上がりながら車へ向かう途中に落とされたものか。
運転する人であればスパイクからスニーカーへ履き替えるだろうから、便乗組かもしれない。
川底に沈められた大量の卵。
川沿いにある歩道からは3mくらいある場所。
船につんでいた段ボールに入った卵をひっくりかえしてしまったのだろうか?
段ボールと緩衝材は浮いて流れてしまい、卵だけが川底に沈んでしまったとか…
大通りに面した小さな公園の金網に引っかけられた括りひもの切れた名札。
近くの保育園からの帰り道、制止を振り切りこの公園に飛び込み、あきれ顔の母親をよそに上がってしまえば勝ちであるかのように遊具を登り始める。
家に向かい歩き始めた母親をみて、あきらめて遊具を降りる。
もう少しで降りきるところで母親の姿が見えなくなり、あせって飛び降りた、名札を遊具にひっかけて…
ある属性をもった不特定多数にむけて立てかけられた小さな札。
大きさ、置いている場所から、やはりこのようなものを置きたくはないのだろう。
置いている場所は設置の難しさか、効果を狙ってのことか。
どちらとも考えられるが、固定されていないところから前者の方が可能性が高いように思う。
風に飛ばされてしまったり、いたずらで持っていかれるリスクを冒しても置いているところをみると、この付近のある属性をもった不特定多数のモラルはあまり高くないのかもしれない。
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